
この映画は「みんなでしあわせになろう」というコンセプトで行っていきたいと考えています。
映画「銀河の雫」の支援のコンセプトは「みんなで幸せになろう」です。
映画を、二回見て頂いたら二倍、三回見ていただいたら、三倍、このプロジェクトの支援の応援をいただけるようにと考えています。今、計画をしていることは、大きく分けて二つあります。
一つ目は、ネパールの女性の仕事を作りたいということです。
まだまだ停電が多いネパールでは、電気を使ったことはむずかしい状態です。足踏みミシンや、織り機を送ることは輸送費だけでも、大きな資金が必要です。そこで編み物を考えました。
ギータちゃんは、ネパールの女性は、貧しい人たちほど、編み物が上手で、靴下を編んで、路上などで売っていると教えてくれました。ところがその靴下はとてもかわいいけど、すぐに破れてしまうのです。
そこで、よく使われているヤギの毛糸ではなくて、ウールで、靴下を編んでいただいくことを考えました。そして、日本の障がいをお持ちの方に、袋入れやシール貼りなどで商品の形にしていただくと、ネパールの女性たちにも日本の方にも、お仕事ができるなあと思います。
二つ目は絵本です。ネパールにはほとんど絵本がないそうです。
それで、絵本を送りたいと考えました。そこで「みんなで幸せに」と考えているろばの耳らしい支援の仕方を考えました。
病気や障がいをお持ちだったり、また、障がいを持っておられるお子さんとすごしていて、なかなかお仕事につくことがむずかしいお母さんを応援したいというのが、私の考えてきたことのひとつです。
それで、日本のそうした作家さんに、絵本を作っていただいて、ギータちゃんにネパール語に訳していただいて、絵本にはネパール語と日本語の両方をプリントして、半分をネパールに送り、半分は、作家さんたちの印税代わりにもらっていただいて、販売したり、活動に使っていただくことを考えました。
1冊目の本は「ひとつぶのなみだ」です。
文・森あかね 絵・粘土製作・手芸部ようこ Photoshop・チーム五月。翻訳・ギータ サプコタです。2冊目、三冊目と続けていきたいです。